2026/05/28

「算数の文章題-対応方法-」について

前回の記事にて、算数の文章題に対して、
何故、苦手意識を持たれているのか、
様々な理由を挙げさせてもらいました。

今回は理由毎に、どのようなアプローチが
出来るのかお伝えしたいと思います。

【対応方法】

◆「LD(学習障がい)」…文字が文章として入ってこない!

  ↓
 ・文字の認識と音(発生)の結び付きが細い場合は、
  1音ずつの発声からトレーニングしてみましょう。
  かるたの要領で、床に散りばめた平仮名カードの
  中から、指示されたモノをタッチ!
  タッチと同時に素早くその文字を発音してみましょう。

 ・文章を読む際に1音ずつバラバラに呼んでいる際は、
  主語・述語・動詞・単語・助詞などを〇で囲んだり、
  線を引いたりして、区切りがどこなのか分かり易く
  してみましょう。
  可読性を高める事で、文字の羅列でしかなかった文章が
  言葉として、取り込み易くなります。

 ・音読や黙読を重ね、文字の認識&言葉(発声)の結び付きを
  強固にしましょう。
  日々生活をする中で、何気ない文章であっても、黙読を
  するクセ付けをすると、更に◎です。

  
  

◆「眼の動き」…どこまで読んでいるか分からなくなる!

  ↓
 ・棒に小さなボールを取り付けて、ボールの動きを眼で
  追ってもらいましょう。
  Z(横読み)やN(縦読み)の動きや、ランダムな動き、
  もぐら叩きの要領で、物陰から飛び出してくるのも
  面白いかもしれませんね♪

◆「情報量」…必要な情報が何処にあるか分からない!
  ↓

 ・必要な情報は枠で囲み、条件毎に〇△◇等の記号を
  振り分けて、読み返した時に思い出しやすくする。

 ・不要な情報(文字)は上から軽く線を引いて、情報を少なく。

◆「ワーキングメモリ」…条件を記憶しながら処理出来ない!
  ↓

 ・遊びを通じて、「目&手&言葉」等、同時に
  情報処理&動作するトレーニングを行ってみましょう。

 ・後出しジャンケンだと楽しくトレーニング出来ます!
  最初は、グーだけを出して、ルールに慣れてもらいましょう。
  反応速度が上がってきたら、グー&チョキの2択にして、
  複数の条件を適宜扱う練習に進んでみましょう。


  

◆「イメージ」…文章題で言われている情景が浮かばない!
  ↓

 ・文章を簡単なイラストに置き換えて、どのような
  計算をすべきか、イメージし易くする。

 ・人物が登場するタイプであれば、身近な人に
  置き換えて想像してみる。

◆「概念」…ひっ算の仕組みが謎!
  ↓
 ・繰上り&繰下りの仕組みを理解するのは、とても大変。
  なので、やり方を機械的に覚えがちですが、ひっ算を
  ↓↓↓のような図にして、「何故、桁同士で貸し借りを
  する必要があるのか」という概念を知ってもらいましょう。


・↑のポイントとしては、「10の塊」を意識しながら、
 貸し借り(繰上り&繰下り)をすることです。
 このように図で示すと、ひっ算の概念が理解し易くなります。
 この時、「積み木」や「ブロック」があると、更に
 分かり易くなります。
 100円均一のお店だと「積み木(立方体)」,ちゃんとした
 モノだと「数字ブロック」等と検索すると出てきます。
 身近なモノだと「レゴブロック」も使えますね。
 

【まとめ】

今回は、前回に引き続き、「算数の文章題」について
お話しさせていただきました。

どこに困難さを感じているのかは、お子様によって
それぞれの理由があります。

このようなお困り事がございましたら、お気軽に
オレンジへご相談いただけますと幸いです。


児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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