
本日は「気持ちのコントロール」についてお話したいと
思います。
「悔しい!」,「悲しい!」,「嫌だ!」等の気持ちが募り、
苛々したり落ち込んだりする事は大人でもあるかと思います。
その様な言動は、ごく自然であり、「気持ちの表出」という
点では良いですが、それが過度になってしまったり、自身で
コントロールが出来ないと本人も周囲も大変です。
今回は、どのような理由によって「気持ちのコントロール」が
難しくなるのか、また、どのようなアプローチが有るのか、
紹介してゆきたいと思います。
【理由】
気持ちのコントロールが上手くいかずに感情が爆発する原因
として、様々な理由があります。
理由や背景を正しく理解して、適切な対応に繋げてゆきましょう。
・脳の特性上(ADHD等)、衝動的な言動が出易い為。
・マイルール等の「こだわり」が強く、そこから逸れる事が苦手な為。
・運動等で脳が興奮状態にあり、感情が爆発し易い状態にある為。
等など
【アプローチ】
〈事前〉
・こだわりが強い方の場合、いつもの「流れ」と違ったり、
自身のルールに反する状況になると、気持ちが乱れ易く
なります。「予定(見通し)」や「想定されるケース」等を
事前にお伝えし、強固なルールが柔軟になるよう、少しずつ
お声掛けしてゆきましょう。
・多動傾向が顕著な場合、運動を制限されると大きなストレスと
なります。時間や予定を設定した上で、発散できる場を設け
ましょう。ただし、白熱し過ぎると脳が過活動状態となり、
興奮が止まらなくなる場合もあるので、運動の強度と時間には
留意しましょう。
・1日の始まりや行動の前に、前回行った「振り返り」を確認する
場を設けましょう。慣れてきたら、自身で思い出してもらう事で
更なる自立に繋がります。ここで言う「振り返り」は反省やいましめ
ではなく、「こうすれば気持ちのコントロールが出来るかも!」
といったポジティブな振り返りにしましょう。
<最中>
状況やお子様のタイプに合わせてアプローチを選択しましょう。
気持ちが乱れている間は、どんな人であっても言葉は伝わり
にくいものです。マッチするクールダウンの方法も見つけて、
気持ちをコントロールする手段を身に付けてゆきましょう。
・静かな場所やお部屋に移動
・代替措置(人や物に当る→触感の気持ち良いグッズを握る)
・自身の気持ちを誰かに伝える
・眼を閉じて深呼吸(鼻から吸って口から吐く)
・軽い運動で発散する(危険の無い範囲で)
・体熱の放散(特に頭に熱がこもると興奮が治まり辛い)
・お気に入りのグッズ等に触れたり抱きしめる
・おやつタイム
・水分補給
<事後>
何かあった後に過度に蒸し返す必要はありませんが、
クールダウンの後には「振り返り」を行いましょう。
振り返りによって、漠然としたモヤモヤやイライラの
理由が明確になり、次に繋げる事が出来ます。
・反省点を強調し過ぎず、「どんな気持ち」であったか、
心の中の気持ちを言葉として表現してもらい、モヤモヤを
紐解くきっかけ作りを行いましょう。
・次に備えて、どんな「対処・配慮」があれば、気持ちの
コントロールがし易くなるのか、前向きな姿勢で一緒に
考えてみましょう。
・根本的な解決(人,物,環境)が出来るケースであれば、
お子様と一緒に「(背景・理由・原因)の把握」に努め、
「解決策」を考えて対応してみましょう。
【まとめ】
お子様の気持ちが乱れていると保護者様の心にも大きな影響が
あるかと思います。
大人であっても感情的に理不尽な言葉を言われたらイライラしたり、
悲しい気持ちになるのは自然な事です。
そんな時は、状況が許す範囲で大人もクールダウンしましょう。
クールダウンをしたからこそ見えてくるモノもありますし、
そのような適切な対処を大人が行う事で、お子様にとっても
良いお手本になります。
子どもも大人も無理をせず、「おやつタイム」や「共通の趣味」
等の、穏やかな空気間の中で、「最近の気持ち」を確認したり、
「振り返り」を行ってみましょう。
児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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