
「お手伝い(役割)」について
本日は「お手伝い(役割)」についてお話させていただきます。
お子様の発達段階や年齢にもよりますが、自立を促す為の
1手段として、家事等をお子様にお願いしようかなという時も
あるかなと思います。
どのような声掛けだと、「お手伝い」への積極性や意欲を
高めてもらえるか、そもそも「お手伝い」をする事で、
お子様にとってどのような効果がもたらされるのか
お伝えさせていただきます。
【意図と効果】
「お手伝い」をする事で、「自分を頼ってくれる!」,
「○○が出来るようになった!」といったように、
自己肯定感・達成感・自信・社会性の構築など、様々な
効果が期待出来ます。
お子様にマッチした「役割」は、幼少期における健やかな
人格形成に良い影響を与えます。
【ポイント】
役割の設定はお子様の発達段階及び年齢によって
ステップを踏む必要があり、内容や頻度が適切且つ
適度であるか、その都度評価してみましょう。
<ステップ①>
先ずは、「お手伝い」という枠組みにとらわれず、
お子様の興味関心の範囲から「役割」の設定を
行いましょう。
例えば、遊具のお片付けを遊び感覚で一緒に楽しみながら
取り組んでみましょう。
<ステップ②>
次のステップは、お子様の世界から少し外の世界に関する
「役割」を設定してみましょう。
今迄は大人が行っていた事柄(社会)に興味を持って
もらえるよう、簡単な家事(お掃除・水遣り・調理補助)
などにチャレンジし、心の成長と充足+スキルの向上に
繋げていきましょう。
<ステップ③>
上記のステップに慣れ、自己肯定感・自信・社会参加への
意欲が芽生えてきたら、今現在どのような「役割」が
求められているのか考えてもらう機会を設けましょう。
自身と周囲(社会)の為に、どう行動すべきか、どんな
影響を及ぼす事が可能か、自らの思考で行動目標を
立てる癖付けをしてもらいましょう。
【伝え方・褒め方】
・お子様も1人の人間ですので強制はせず、お子様の
意欲を高める言葉を添えて、対等な姿勢でお伝えして
みましょう。(適切且つ適度)
・達成出来た事は分かり易く具体的に褒めましょう。
また、その「役割」が、結果としてどのような良い
影響をもたらしたのかお伝えしましょう。
(○○で困っていたけど△△してくれたお陰で
□□に間に合ったよ!)
・漫然としたお願いだと納得し辛く、拒否反応が先行して
しまうので、何故その「役割」を担ってもらいたいのか
理由を添える事で、目的と行動がリンクし、取り組む際の
モチベーションも大きく変わります。
また、達成した際の精神的充足感も高まります。
・伝え方に迷った時は、子どもの時を思い出してみましょう。
幼少期に親や先生から「○○と頼られて嬉しかった」,
「△△なお願いの仕方だと嫌な気持ちになったなー」と
いったように、思い浮かべると伝え易くなります。
・頑張った事に対する報酬については、過度ではなく、
報酬が目的そのものにならなければ、行ってもOKです。
(頑張ったねシール・ハンコなど)
役割の意義とポイントについて、長々とお話しさせて
いただきましたが、保護者様もお子様も無理のない範囲で、
スローステップで楽しみながら取り組んでもらえますと
幸いです。
児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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