2025/12/25

自己決定について


本日は「自己決定」についてお話したいと思います。
文字通り、自ら決定するという事なのですが、ありふれた
言葉なので、些末な事のように感じられるかと思われますが、
幼少期における「自己決定」の経験が豊富であると、
以下のような効果が得られます。

自己決定の効果…

①自己肯定感・意欲の向上
②自立心・主体性の確立
③認知機能の向上

などが挙げられます。


「自己肯定感・意欲の向上」…

自身で決定した結果が、想定と相違あるかどうかに関わらず、
ポジティブな気持ちを得られます。この精神的な満足感は
「次は~したい!」という更なる意欲にも繋がります。
仮に失敗する事があっても、その経験は大きな財産となります。

「自立心・主体性の確立」…

強制感が無くなる事で「自分でやりたい!」と気持ちが増幅、
指示待ちが減り、自身で生き抜く力を養う事が出来ます。
また、自ら思考する事により、行動とその意図をより強固に
リンクさせる事が出来ます。

「認知機能の向上」…

唯々諾々と言われた事のみを実行した場合と比較して、
記憶等の認知機能に優位性が見られ、結果として良い
パフォーマンスを発揮する事が可能となります。
好きな分野だと沢山覚えられるのは、良い例ですね。


とは言いつつも何から何までお子様に行動の選択を任せるのは
勿論リスクを伴いますし、段階というものがあるかと思います。
そこで、以下のようなポイントを押さえてもらえますと効果的です。

①「選択肢の提示」…

ゼロからだと選択肢が多過ぎて、思い悩んでしまったり、場合に
よっては危険な手段を選ばれる場合もあります。
そういった事を回避する為に、事前に幾つかの選択肢を提示すると、「自分で決めた」という精神的満足感を得られ、大人も安心して
委ねる事が出来ます。

②「フィードバック(振り返り)」…

自己決定後、結果がどうなったかに関わらず、フィードバックを
行う事により、自己肯定感・自立心・記憶などに関して、より深い
レベルで心に定着されます。
結果も大事ですが、「選択に至る過程」も肝要で、その点も合わせて
振り返るとより効果的です。

③「スモールステップ」…

最初から大きな選択をする事は子どもと大人、双方にリスクが
あり、段階的に選択の幅を広げてゆく必要があります。
最初は「絵本の読み聞かせどっちがいい?」や「この遊びは
どこまで出来たら終わりにする?」など、お子様のお気持ちや
状況に合わせて選択の機会を設けると、より良い成長に繋がります。

ここまで自己決定の大切さについてお話させていただきましたが、
選択の場が多過ぎても負担になってしまう場合もございますので、
お子様のペースでゆっくりと取り入れてもらえましたら幸いです。


児童発達支援・放課後等デイサービス
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