「この子が将来、自分らしく幸せに生きていけるように育てたい」
学力はもちろん大切ですが、それだけでは社会でたくましく生き抜く事は難しいと言えます。
特に小学生の時期は、心と体の土台をつくる最も大切な時期。この時期にどんな力を身につけるかで、その後の成長の方向が大きく変わる事もあります。
では、いったいどのような力を意識して育んでいけばよいのでしょうか?今回は特に重要な3つの力をご紹介します。
① 自分の事を自分でできる力(生活力)
忘れ物をしないように準備をする、身の回りの片付けをする、自分の気持ちや体調を言葉で伝える…こうした日々の生活の中で自立心は育まれます。
大人が先回りしてやってしまうのではなく、「見守る・任せる・振り返る」を繰り返す事で、お子さま自身の「出来た!」という達成感が力になります。
② 人と関わる力(コミュニケーション力・社会性)
お友だちと意見が合わない、順番を待つ、謝る…そうした経験を通じて、相手の立場を思いやる力やルールを守る大切さを学びます。
大人が上手く導いてあげる事で、「人と違っても大丈夫」「自分の気持ちも大切にしていい」と感じられるようになります。
③ 感じる力・考える力(非認知能力)
「うれしい」「なんで?」「すごい!」という感情や疑問を大切にする事が、思考力や探究心の芽を育てます。
読書、自然体験、自由な遊びの時間等を通して、学びに向かう姿勢や自己肯定感が豊かに育っていきます。
最後に
小学生時代に育む力は、テストの点数や通知表には表れにくい「目に見えにくい力」が多くあります。
しかし、それらこそが中学以降の学習、さらには社会に出てからの「生きる力」の礎になります。
保護者の皆さんが、「出来ていない事」よりも「出来るようになった事」に目を向け、子どもを信じてあたたかく見守ることが、何よりのサポートになるはずです。お子さまたちが、自分らしくのびのびと未来へ羽ばたいていけるように、今という時間を大切に育んでいきたいですね。
児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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