2025/06/06

ドリブルによって育まれる力

子どもサポート教室オレンジです。
本日はサッカーのトレーニングでも行っているドリブル練習によって
培われる力を紹介していきます!

サッカーのドリブル練習では固有覚と前庭覚といった部分良いに影響を与えます。

固有覚とは

固有覚とは筋肉や関節などの力加減を調節する感覚です。
固有覚を上手く使えないと力加減が難しくなり、物を乱暴に扱ったり声のボリュームの調整が難しいといったことが起きます。
サッカーではパスが強すぎたりドリブルのタッチが強くなりすぎたりと言ったことが起きます。

前庭覚とは

前庭覚とは、耳の中の三半規管や耳石器を通じて、体の傾き、重力、回転、加速などを感知する感覚です。姿勢をキープしたり、バランス、目の動きなどに深く関係しており、私たちの体が空間の中でどの位置にあり、どう動いているかを認識するための感覚です。
サッカーではドリブルやターンをする際に前庭覚を用いられます。

ドリブル練習

今回は前庭覚にフォーカスを当てて紹介していきます。
次のような次のような能力が向上されます。

・バランス能力の向上

ドリブル中はボールと身体が動いている状態になっている為前庭覚を使いながら動的バランス能力の向上を促すことが出来ます。

・空間認知能力の向上

ドリブル中はボールが転がっている状態なので自分でコントロールするために細かいタッチで調整をしたりと空間内での自分とボールの位置関係を正確に測る力が向上します。

また、前庭覚を利用して相手を認識し進路を変えたりターンをしたりする事や急加速や停止などをのアクションやリアクションに対応することが出来ます

・他の感覚との連携

他の感覚と連携し統合する事によって反応速度などが向上します。
例)視覚と前庭覚の連携・・・ドリブル中は、視覚情報と前庭覚情報を統合して動きを調整します。これにより、視覚と平衡感覚の連携が強化されます。
聴覚と前庭覚の連携・・・プレー中に味方の声や他の選手の足音などの聴覚情報と連携する事で音の出ている方向や相手との位置関係が把握することが出来ます。

ほかにもさまざまな効果が期待することが出来ますが本日はこのあたりにさせていただきます。

さいごに

さいごにドリブル練習で前庭覚が育まれることで日常生活においてどのような効果が出るのかについて紹介していきます。
日常における歩行や走行が安定する事や、空間認知による障害物などにぶつかったりすることを防止したり転倒防止などの平衡感覚の安定が期待されます。


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