
本日は、「お手伝い」についてお話したいと思います。
お子様が年中~年長さんになってくると、大人がやって
いる事を「やってみたい!」,「お手伝いしたい!」と
いう気持ちが、湧き始めるお年頃です。
また、大人側からお願いをしたい場面も有るかと
思います。
しかし、お子様の中にそういうお気持ちが芽吹いても
「この作業をお願いするには、ちょっとリスクが…。」,
「気持ちは嬉しいけど、難易度が高いかな…。」と
いった事もしばしばあるかと思います。
以前の記事にて、「お手伝い(役割)」の意図や効果について
お伝えしましたが、そのおさらいに加えて、具体的な
「お手伝い」の内容&お声掛けについて、お伝えさせて
いただきます。
【意図と効果】
「お手伝い」をする事で、「自分を頼ってくれる!」,
「○○が出来るようになった!」といったように、
自己肯定感・達成感・自信・社会性の構築など、
様々な効果が期待出来ます。
お子様にマッチした「役割」は、幼少期における
人格形成に良い影響を与えます。
役割の設定はお子様の発達段階及び年齢に合わせて、
少しずつステップを踏み、内容や頻度が適切且つ
適度であるか、その都度評価してみましょう。
【伝え方・褒め方】
・お子様も1人の人間です。強制はせず、お子様の
意欲を高める言葉を添えて、対等な姿勢でお伝えして
みましょう。
・達成出来た事は分かり易く具体的に褒めましょう。
また、その「役割」が、結果としてどのような良い
影響をもたらしたのかお伝えしましょう。
(○○で困っていたけど△△してくれたお陰で
□□に間に合ったよ!)
・漫然としたお願いだと納得し辛く、拒否反応が先行して
しまうので、何故その「役割」を担ってもらいたいのか
理由を添える事で、目的と行動がリンクし、取り組む際の
モチベーションも大きく変わります。
また、達成した際の精神的充足感も高まります。
・伝え方に迷った時は、子どもの時を思い出してみましょう。
幼少期に親や先生から「○○と頼られて嬉しかった」,
「△△なお願いの仕方だと嫌な気持ちになったなー」と
いったように、思い浮かべると伝え易くなります。
・頑張った事に対する報酬については、過度ではなく、
報酬が目的そのものにならなければ、行ってもOKです。
(頑張ったねシール・ハンコなど)
【ポイント】
お子様に意欲があっても、「怪我しそう…」,「道具が壊れ
そう…」といったリスクから、お願いしづらいという事は
よく有るかと思います。
そのような場合は、下記の様な「代替案」&「部分的提案」や
お子様が「取組み易い道具」を準備したり、どうしても
難しい内容の場合は、何故、難しいのか「理由・根拠」を
具体的に説明してみましょう。
例えば、
・「野菜を包丁で切りたい!」
↳子ども用包丁を用意してもらい、補助しながら切る。
↳カットではなく、レタスやキノコをちぎってもらう。
↳カット済みの野菜をお皿へ綺麗に並べてもらう。
↳加熱して柔らかくなった野菜をカットしてもらう。
↳細いor薄いモノは、補助しながらキッチンバサミで。
・「お買い物したい!」
↳野菜等の分かり易い品目を数点お願いする。
↳レジ(支払い)の部分を担当してもらう。
↳お子様用のカートを押してもらう。
↳ご自宅で、お買い物ごっこを楽しむ。
・「掃除機を使いたい!」
↳物が少ない安全な1部屋だけお願いする。
↳代わりにクイックルワイパーを提案。
↳代わりにミニ箒&ちり取りを提案。
↳ゴミを一ヵ所に集めておいて、一気に吸ってもらう。
・「料理器具をもっと色々使いたい!」
↳子ども用の調理器具を用意(ほぼ全てあります!)
↳便利グッズ①-挟むだけ-(餃子,お握り,サンドイッチ)
↳便利グッズ②-簡単-(ブンブンチョッパー,型抜き)
↳便利グッズ③-使い易い-(トング,補助線付きまな板)
【まとめ】
今回は、「お手伝い」についてお話させていただきました。
日々お忙しい中で、お子様の気持ちを常に汲み取るのは
「リスク」や「時間の制約」の面から「たいへん…。」と
いう場面は、毎日あるかと思います。
そういう場合は、保護者様の負担にならない範囲で、
「代替案」&「部分的提案」といった手法を活用して
もらい、お子様の「達成感」&「自立心」&「自己肯定感」を
健やかに育んでいただけたらと思います。
児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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