2026/04/17

「微細運動」について

前回の記事にて「粗大運動」について、お話しさせていただき
ましたが、本日は「粗大運動」の対となる「微細運動」について
お話させていただきます。

※(粗大運動:「歩く,走る,ジャンプ,姿勢の保持」等、身体の
中心(軸)を起点とした比較的大きな動作が該当します。)


【微細運動とは】

「お箸を持つ,ボタンをかける,字を書く」等の細やかな動作を
指します。

生活や遊びの中で様々な「微細運動」を徐々に経験してゆき、
特に幼少の時期、意識的にこれらの動作を取り組む事によって、
神経の成長が更に促されます。

神経の発達過程としては「粗大運動」→「微細運動」となって
いますが、どちらも大事な要素ですので、成長に合わせて、
どちらも万遍なく経験すると、健やかな発育に繋がります。


【効果】

「微細運動」を意識的・継続的に取り組む事で、以下の様な
効果が期待出来ます。

・手先の筋肉,神経の発達

・手先と眼の連動(協調性)

・達成感&自立への喜び  等など


【具体例】

ご自宅でも簡単に取り組めるトレーニングの例を
以下にいくつか挙げたいと思います。
お子様の年齢や成長に合わせて、①から少しずつ
段階的に取組んでみてください。

①「掴めるかな?」
  ↳1~2歳の頃は、手全体を使った大まかな動きにトライ
   してみましょう。お子様が怪我をしない範囲のモノを
   用意して、「触れる,掴む,なぞる」等してみましょう。
   モノの選定として、「固い,フワフワ,ザラザラ」等の
   色々なバリエーションがあると、手指に良い刺激を
   与える事が出来ます!

②「粘土で作ろう!」
  ↳先ずは、粘土の感触を楽しみましょう。慣れてきたら
  「伸ばす(平ら・細長),丸める,摘まむ,つつく」等、
   様々な手の使い方を体験してもらい、様々な形状を
   作ってみましょう!

③「摘まめるかな?」
  ↳通常、小さいモノを摘まむ際、親指と人差し指を
   使うかと思いますが、他の指でも摘まんでみましょう。
   お子様の成長に合わせて、様々な形(四角,球体,紙等)に
   トライしてもらい、慣れてきたら正確さ&速さを
   意識してもらいましょう!

④「あやとり!」
  ↳あやとりは、指・手首を複雑な角度や向きに動かす必要
   があり、その上、それぞれの指は独立した動きが求め
   られます。
   また、教本(平面的な情報)から、意図を的確に読み取る
   力も養う事が出来ます!


【まとめ】

前回の記事(粗大運動について)でも、お伝えさせていただき
ましたが、「微細運動」についても、毎回同じ様な内容より、
様々な動作を体験する事で、更に神経の発達が促されます。

また、ワクワクする気持ちで取り組むと吸収スピードが
上がり、脳の発育に対しても、良い影響を及ぼします。

今回、ご紹介させていただいたトレーニングに限らず、
お子様が「楽しい!」,「面白い!」と感じる取り組み
(遊び,工作,音楽等)を出発点に、一緒に楽しみながら
取り組んで頂けますと幸いです。


児童発達支援・放課後等デイサービス
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