
本日は「粗大運動」についてお話させていただきます。
「粗大運動」の定義や、お子様の成長にとって、どのような
必要性があるのか、具体例を交えてお伝えしてゆきたいと
思います。
【粗大運動とは】
「粗大運動」というとあまり聞き馴染みのない言葉ですが、
「歩く,走る,ジャンプ,姿勢の保持」等、身体の中心(軸)を
起点とした比較的大きな動作が該当します。
また、「粗大運動」の対として「微細運動」という動作も
あり、こちらは「お箸を持つ,ボタンをかける,字を書く」等の
細やかな動作が該当します。
運動を司る神経の発達順序として、大きな動作(+バランス)
から細やかな動作へと移ってゆきます。
特に幼少期においては、これらの運動を積極的に取り入れる事で
様々な能力を獲得し易く、今後の成長過程に大きく影響します。
また、「粗大運動」という土台がしっかりと構築されていると、
「微細運動」も取組み易いものとなってきます。
【効果】
「粗大運動」を取り入れる事により、以下の様な効果が
期待出来ます。
<主効果>
・力のコントロール
・持久力,筋力の向上
・丈夫な骨の成長 (骨への適度な刺激)
・転びにくさ,椅子に長時間座る (姿勢の保持)
・身体の位置や方向の把握 (ボディーイメージ)
・自身の意図通りに身体をコントロール (身体の協調性)
<副次的効果>
・指示理解
・意欲,自信
・視る力
【具体例】
ご自宅でも取り組める「粗大運動」のトレーニングを
以下にいくつか挙げたいと思います。
安全に配慮した上で実施していただけますと幸いです。
・手押し車…お子様の両脚を持ち上げて保持してもらい、
手の力を使って、進んでもらいます。
お子様の成長に合わせて、進路にあえて
モノを配置したりして、避けたり乗り越え
たりしてもらいましょう!
・ジャンプ…お子様の前後左右の床に「↑↓←→」の
イラストを貼り、指示した場所にジャンプ!
お子様の成長に合わせて、上下左右ではなく、
色やキャラクター、記号にしたり、イラスト
の数を2~10に調整してみましょう!
・糸渡り…床に目立つ色のビニールテープを直線で貼り、
そのテープからはみ出ないように、歩いて
もらいましょう。お子様の成長に合わせて、
カーブやギザギザ、飛び飛びのエリアを作っても
楽しめます!
・紐避け…転げないように、補助が必要ですが、お部屋に
ゴム紐を立体的に数本張り巡らせて、紐に当たら
ないように、隙間を潜り抜けるゲームです!
【まとめ】
今回は「粗大運動」についてお伝えさせていただきました。
様々な動作&運動を体験する事で、更に神経の発達が
促されますので、ご紹介する自宅トレーニング以外にも
公園で色々な遊具にチャレンジしてもらえますと幸いです。
次回は「粗大運動」という土台を踏まえた上で、「微細運動」
について、お伝え出来ればと思っております。
児童発達支援・放課後等デイサービス
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