2026/04/03

「新生活」について

今回は「新生活」についてお話させていただきたいと
思います。

4月は進級・進学と、お子様が過ごされる環境が大きく
変わる時期となります。

大人も新しい環境になると、緊張したり不安な気持ちが
募ったりと気持ちの変化が起こり易くなるかと思います。

そんなドキドキの中、スムーズなスタートを切る為には、
どのような準備が大事になってくるのでしょうか。
事例を交えながらお伝えしたいと思います。


【ポイント】

新しい生活がスタートしてから、お子様の中に困っている事が
あっても、未だ言語化が難しい為に「辛い・キツい」といった
気持ちが溜まっているケースも多く見受けられます。

よくご相談いただく内容として、以下のような例が挙げられます。

・周囲から特性を理解してもらえず、叱られる。
・初めての空間で面識の無い人と話すのが難しい。
・目まぐるしく、新しい情報が次々と入ってきて混乱する。
・集団での活動、全体に対する指示理解及び把握が難しい。
・今までのルーティンから外れ、「不安,いらいら」を感じる。
・周囲の情報(音,声,物等)がとにかく気になって落ち着けない。


【準備&対応】

・新生活がスタートする前に、「1日の流れ」をお伝えしてみま
 しょう。「1日の流れ」をイラストを交えた表にして提示し、
「こんな事するんだ!」,「この次は自由時間があるんだ!」と
 いうように「見通し」を立てる事で、不安感が払拭され、
 気持ちが落ち着かれる方も多くいらっしゃいます。

・お子様の気持ちや状況を鑑みて、更に「見通し」を立てる
 必要性があると感じられる場合は、「活動,学習,行事等」で
「想定」されるシチュエーションも合わせて提示してみましょう。
 例えば、「国語は、こんなお勉強するのか!」,「運動会では
 こんな競技をするんだ!」,「給食では、こんな流れで準備を
 するんだ!」等、事前にイメージをしてもらえると過ごし易く
 なります。

 
・「集中出来ていない」,「そわそわしている」,「お話しを聞け
 ない」といった表面的な部分だけを切り取られて、叱られる
 パターンは多く見受けられます。
 お子様の気持ち,状況,特性を園や学校の関係者の方に正しく
 知っていただき、「周囲からの理解」,「合理的配慮」,
 「構造化」に繋げてもらいましょう。
 もし、伝えづらいといった場合は、児童発達・放課後デイや
 相談員さんが間に入ってお話しする事も可能です。
※(合理的配慮…平等な日常生活を送る為の調整や配慮)
※(構造化…情報を分かり易くし、意思決定や行動をスムーズに)

・1日頑張って帰宅された後は、おやつを食べたりと穏やかな空間
 の中で、今日の「振り返り」を行ってみましょう。
「こんな遊びが楽しかった!」,「お友達とこんなお話しした!」
 といった楽しかった気持ち(ワクワク感)を再認識してもらうと
 同時に、「ストレスに感じている事はないかな」,「こんな配慮が
 必要かな」といった情報を自然な形で聞き取りを行い、より
 楽しく過ごしてもらえるヒントが隠れていないか探して
 みましょう。


【まとめ】

新しい環境では、どんな方であっても多くのエネルギーを要する
ものです。

保護者様も「楽しく生活出来ているかな?」,「どんな理由で辛さを
感じているのかな?」と、ドキドキしたり不安を感じたりされると
思います。

そんな時は、どんな些細な事でも構いませんので、ご相談いただき、
ワクワク感いっぱいの生活を送る手助けをさせてもらえますと
幸いです。

児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
〒533-0006 大阪市東淀川区上新庄3丁目19-47 エスポアール2 1F
電話番号:080-4758-3458