
本日は「合理的な配慮」についてお話させて
いただきたいと思います。
字面から少し小難しい印象があるのかなと構えて
しまいますが、日々の生活の中で生きづらさや困り事を
抱えられている方に対する支援として、大事な観点と
なります。
今回は、以下の3つに分けてお伝えさせて
いただきます。
①「合理的な配慮とは」
②「合理的な配慮はどれでしょう」
③「まとめ」
【合理的な配慮とは】
・合理的配慮とは、誰もが公平に社会生活を送れるように
する為に、障壁(物理的・精神的)を取り払ったり、補ったり
する事で、隔たりを埋めて格差をフラットにする事を
指します。
・イメージし易いものとして「点字,眼鏡,補聴器,音声ガイド,
手話,スロープ,松葉杖」等が挙げられます。
・視覚優位の方であれば「図やイラストの添付」、見通しが
難しかったり、スケジュール管理が難しい方であれば、
「事前説明,予定表」、感覚刺激や環境刺激に敏感な方で
あれば「個室(カームダウンボックス),イヤーマフ」も
合理的な配慮と言えます。
【合理的な配慮はどれでしょう】
以上の説明を踏まえて、どれが「合理的な配慮」に当て
はまるか考えてみましょう。
(A) 算数が嫌いなので電卓の使用を許可する
(B) 朝起きるのが苦手なので多少の遅刻を認める
(C) 人との関りが面倒なので特別に個室で過ごす
合理的な配慮であるかの線引きとして「本人のわがまま
なのか」,「現実的か(過度な負担等)」という視点が
大事になってきます。
(A)~(C)いずれも全ての状況を提示出来ている訳では
ないので一概には言えませんが「嫌い・苦手・面倒」と
いった本人の心理的な課題である可能性もあるので、
先ずはヒアリング等を行い、本当に上記の様な配慮が
必要であるのか吟味してみましょう。
勿論、語彙の問題で「嫌い!」という表現でしか気持ちが
伝えられずに、困り事が隠れている場合もあります。
(A)であれば学習障がい,(B)であれば起立性調節障害,
(C)であれば感覚過敏や精神疾患 等といった可能性も
考えられるので慎重に進めてゆきましょう。
【まとめ】
今回は合理的な配慮についてお話させていただきましたが
必要となる配慮は一様ではなく人によって様々です。
また、日々忙しく生活を送っていると、どうしても「何故
ちゃんとしないんだろう」,「何故できないのだろう」と
思ってしまう日もあるかと思います。
そういった時は子どもも大人もおやつタイム等で一息つき、
「こうしたら出来るかも!」といったお話を親子間でも
していただければ幸いです。
次回は意外と見落とされがちな「左利きの方に対する配慮」
についてお話させていただきます。
児童発達支援・放課後等デイサービス
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