こんにちは、こどもサポート教室オレンジです🍊
今日のテーマは、「サッカー療育とサッカークラブの違い」についてお話できればと思います。
「サッカー療育」と「サッカークラブ」はどちらもサッカーを通じて子どもが活動する場ですが、目的や内容、対象となる子どもに違いがあります。
【サッカー療育とは】
まずは、サッカー療育の目的は、
発達に課題のある子どもたちの「心身の発達」や「社会性の向上」「感情コントロール」「集団適応」などを、サッカーを通じて支援すること。
5領域に基づいてメニューを構成しております。
その5領域とは、以前のブログでもご紹介させていただきましたが、再度ご紹介させていただきます。
領域名 | 内容の概要 | ねらい |
---|---|---|
① 健康・生活 | 基本的生活習慣(食事・排泄・着替えなど)、身体の健康、身辺自立 | 日常生活を自分でできる力を育てる |
② 運動・感覚 | 粗大運動(走る・跳ぶ)、微細運動(手先の操作)、感覚刺激への反応 | 身体の動かし方や感覚を育てる |
③ 認知・行動 | 物の理解、記憶、見通しを立てて行動する力、課題への取り組み | 考える力や集中力を伸ばす |
④ 言語・コミュニケーション | 言葉の理解と表現、意思表示、対話のやりとり | 自分の思いを伝えたり、人の話を理解する力を育てる |
⑤ 人間関係・社会性 | 他者との関わり、ルール理解、感情のコントロール | 友達や大人と良い関係を築く力を育てる |
このように、5つの項目に基づいた療育内容をオレンジでは提供させていただいております。
また、サッカーチームと違ってサッカー指導員とは別に、『専門員・療育専門職』が関与しております。
例えば、『児童指導員、作業療法士、言語聴覚士、保育士」といった専門的支援ができる指導員がいることで、
こども一人ひとりの発達段階に合わせたメニューをご提供できるようにさせていただいております。
では、サッカークラブとはどういったものか。
【サッカークラブとは】
サッカークラブの主な目的は、
サッカーの技術向上や競技力の育成、運動能力の向上、スポーツとしての楽しみを得ること。
中には、プロのサッカー選手を目指す子や、運動能力・技術向上を目的をしている子が利用されていることが大半だと思います。
そして、療育とは違って、コーチは主にサッカーの技術指導がメインとなっております。
基本的には集団指導で行っており、療育のように個別での対応が難しくなっているでしょう。
地域のクラブチームや、学校単位のチーム、スクールでの活動が中心で、試合や大会を目指しています。
それでは、今の違いをまとめると、下記のとおりです。
比較項目 | サッカー療育 | サッカークラブ |
---|---|---|
主な目的 | 発達支援、社会性の育成 | サッカー技術の習得 |
対象 | 発達に特性のある子ども | 一般的な子ども |
指導者 | 療育の専門職も関与 | サッカーコーチ中心 |
配慮 | 一人ひとりに合わせた支援あり | 基本は集団指導 |
活動内容 | 自己肯定感・ルール理解など重視 | 練習・試合など技術中心 |
オレンジでは、サッカー療育をメインとした内容でサッカーを行っております。
サッカーをしたことのないお子様も大歓迎です!「サッカーって楽しい!」 「身体を動かすのは楽しい!」 「サッカー大好き!」
などと、まずは楽しみ方を知り、その上で「コミュニケーションの取り方」 「社会性の育み」 などを私たち指導員がお子様に寄り添い
サポートしていければと思っております。
お子様に対してのお悩みがある方はぜひ、ご見学だけでも大歓迎です。
皆様からのお問合せを心よりお待ちいたしております!🍊

児童発達支援・放課後等デイサービス
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