2025/05/21

走って止まる

こどもサポート教室オレンジです。
本日は「走っている状態から止まる」動作について書いていきます。

はじめに

 年齢の低いこどもが走っていて止まろうとするも止まれずに前にこけてしまう場面を目にしたことはありませんか?
これについてまず、走るという動作に対して太ももの前の筋肉を中心に大きな負荷がかかります。
しかしそれ以上にそこから止まろうとする際にはさらに大きな力が必要になってきます。
年齢が低くなるにつれてそれに耐えうる筋肉や骨格の発達が未熟なため上手に止まることが出来ない事は当然と言えます。

発達

概ね幼い頃に特別な訓練をする必要はなく、一般的に6~7歳になるころには
上手に行うことが出来るようになってきます。
小さな年頃のお子さまほどたくさん走る、あるいは歩くことや公園の遊具を用いて
様々な動作で体を動かす機会を設けることが重要になってきます。
ここから見てとれるように脚力だけに注視するのではなく、全身を沢山動かすことで
体幹や体の軸が安定し、うまく自分の体を扱えるようになってきます。

トレーニング

オレンジではサッカークラスのウオーミングアップにて様々な動作を取り入れたレクリエーションを行っています
(例)・両足で倒れているコーンを飛び越えてピタッと着地したりフープ間をケンケンで移動したりするサーキット運動
   ・指導員の合図でドリブルを止める練習などリアクショントレーニング
といったようなことを行っています。

さいごに

小さなお子さまほど骨が柔らかく骨折がしにくい特性がありますが、骨と骨を繋ぐ靭帯などといった組織が未熟
なため足首の捻挫や転んで手をついた際に肩を脱臼をするリスクが高いとされます。
その予防策として準備体操をしっかりとすることが大事です。

児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室オレンジ
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