こどもサポート教室オレンジでは、子どもたちの成長を支えるためにさまざまな療育の方法を取り入れています。そのひとつが、サッカーを通じたアプローチです。
サッカーは、ただ体を動かすだけではなく、友だちとの関わりや協調性、成功体験を得ることができる貴重な機会になります。しかし、すべての子どもが最初から積極的に参加できるわけではありません。ボールを目の前にしても、「やらない」と言う子もいます。それぞれの気持ちやペースがあり、じっくりと準備が必要な場合もあるのです。
こうした場面で大切なのは、大人の関わり方です。「やってみなさい」と無理に促すのではなく、「ボールを蹴るだけでもいいよ」「先生と一緒にやってみる?」と、小さな一歩を後押しすること。少しずつハードルを下げながら成功体験を積み重ねることで、「やってみようかな」という気持ちが芽生えることもあります。
一方で、「やらない」と決めることも、子どもにとっては大事な選択のひとつです。無理に押しつけるのではなく、その気持ちを尊重することも必要です。もしかすると、今日はそのタイミングではないのかもしれませんし、別のことに興味があるのかもしれません。大切なのは、子ども自身が「選ぶ」という経験をすることです。
サッカーを通して「できた!」という喜びを感じることも、自分で「やらない」と決めることも、どちらも成長につながります。自分の気持ちを大切にしながら選択し、経験を積み重ねることで、子どもたちは少しずつ自信をつけていくのです。
私たちは、そうした一つひとつの過程を大切にしながら、子どもたちと向き合っていきたいと考えています。
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こどもサポート教室オレンジ
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