【レスパイトとは】英語で「休息」、「息抜き」という意味です。
身内や仕事場で誰かをケアする立場である介護者や保護者がつかれた際に、
一時的にとる休息をとることを「レスパイト」と呼ばれ、ケアする人達の権利であるとされています。
休みなく続く育児で疲れてしまったときや、ワンオペ育児で余裕がない時、保護者が休息を取り、リフレッシュすることはとっても大切です。
そんな保護者の方が利用できるレスパイトサービスはいくつかの種類があります。
◆ショートステイ(短期入所)
◆日中一時支援
◆居宅介護(ホームヘルプ)
◆児童発達支援・放課後等デイサービス
◆移動支援
◆一時預かり事業
身近にいろんなサービスがあるので、利用しながら少しでもレスパイトしてみましょう。
児童発達支援・放課後等デイサービスの利用方法
児童発達支援・放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づいた「障害児通所支援」に含まれます。
1.福祉窓口に相談
児童相談所・障害児相談支援事業所や、市区町村の福祉担当窓口などに相談します。利用したいサービスや子どもの状況を聞かれることが多いので、母子手帳を持参したり、過去に子どもの発達について相談した履歴や発達検査の受検歴があれば、その時の状況や結果なども伝えたりするとよいでしょう。
2.施設見学&相談
実際に利用したい事業所に行き、見学します。その際に利用についても具体的に相談しましょう。
利用したいサービスが決まったら、相談支援事業所で受給申請に必要な障害児支援利用計画案を作成してもらうか、セルフプランで作成します。
3.障害児通所給付費支給申請をする
受給者証取得のため市区町村の福祉担当窓口に障害児通所給付費支給申請をします。必要な書類は市区町村によって異なりますので、事前によく確認しておきましょう。
4.調査・審査
受給者証を発給するための利用要件を満たしているかどうかや、子どもに必要だと考えられる適切なサービスの量(日数)について、市区町村の支給担当窓口によって検討されます。面接調査や訪問調査で、状況や利用意向の聞き取りやアセスメントを行う自治体もあります。
5.支給決定
支給が決定したら、受給者証が交付されます。受給者証には受けられるサービスの量についても記載されています。
交付を受けたら障害児支援利用計画を作成します。相談支援事業所が受給者証の給付決定内容に基づき、利用を希望する事業所と連絡し調整して作成してくれます。
6.サービスの契約・利用開始
受給者証と障害児支援利用計画(もしくはセルフプラン)を持って利用する事業所に行き、サービスを受ける契約手続きをします。
※費用について※
放課後等デイサービスは障害児通所給付費の対象となるサービスです。受給者証を取得することで国と自治体から利用料の9割が給付され、1割の自己負担でサービスが受けられます。
利用した日数に応じた1割負担分の利用料を支払いますが、前年度の所得によりひと月に保護者が負担する額の上限が決められているので、利用する日数が多くても下記の金額以上の負担は発生しません。また、自治体によっては独自の助成金がある場合もありますので、問い合わせてみましょう
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