2024/04/11

子供のコミュニケーション能力を上げるためには

子どものコミュニケーション能力とは、人と人が接するために必要な能力のことです。

子どものコミュニケーション能力は生まれたときから発達し始め、年齢とともにさらに発達します。

「相手が伝えようとしていることを理解する」

「自分の気持ちを相手が分かるように伝える」

といったように、一方通行ではなく、双方向であることが必要です。

子どものコミュニケーション能力は生まれたときから発達し始め、年齢とともにさらに発達します。

低年齢の頃は、身振りや表情で自分の気持ちを表現することが多いです。

徐々に相手の話に応じた会話ができるようになり、さらには文章を使ったコミュニケーション能力も発達していきます。

子どものコミュニケーション能力低下の原因

■スマホやゲームなどの進化

テクノロジーの普及により、テレビだけでなく、スマホ・タブレット・ゲーム機も身近な存在になってきています。

多くの子どもが日常生活の中で電子機器に触れるケースが多く、それらを自在に使いこなせるようになっている一方で、対面でのコミュニケーションが不慣れになっているのです。

便利な社会に発展していますが、家庭や学校での会話の機会や時間が少なくなっていることが子どものコミュニケーション能力の低下に影響しています。

□家庭環境の変化

核家族化がすすみ、おじいちゃんやおばあちゃんなど、家庭内でさまざまな世代の人と接する機会が減っています。

また、かつては近所の子どもたちが集まって遊ぶ姿を年配者が見守る光景がよく見られました。しかし、遊ぶ時間を合わせにくいという事情もあり、地域の中でも近所の人とコミュニケーションをとる機会が減っています。

このように、世代を超えたコミュニケーションの機会が減っているという状況も、コミュニケーション能力が低下しているといわれる背景の一つです。

□1つの正解を求める風潮

学校などで1つの正しい答えを求める習慣がついてしまうと、感受性の豊かな子ども時代に、自分で考え、さまざまな意見に触れる機会が少なくなってしまいます。

だんだん他の子が決めた「正解」を追い求めるようになり、子どもの創造性や自己肯定感に悪影響を与えます。そして、考えを深めたり、意見を述べたりする意欲が奪われてしまいます。

周りの人とのコミュニケーションを避け、意見交換の機会がないまま成長してしまうと、自分がやりたいことではなく、世の中で正解とされている人生ばかりを追い求めてしまう可能性もあるでしょう。

子どものコミュニケーション能力が低いとどうなる?

子どものコミュニケーション能力が低いと、人間関係のトラブルや自分に自信がなくなるなどの影響があります。

自分の気持ちを相手に伝えられなかったり、他者とのコミュニケーションが上手くいかなかったりすることで、ストレスや不安を感じ、それが積み重なると心身に不調をきたすことがあります。

また、将来仕事をする上ではコミュニケーション能力は非常に重要です。相手と意思疎通ができない場合、与えられる仕事内容や成果、給与にも影響を与える可能性があります。

このように、コミュニケーション能力が低く相互理解が上手くできていないと、人間関係がスムーズに進まないことが多々あります。では、親御様ができることにはどんなことがあるのでしょうか。

子どもとのコミュニケーション能力を高めるために親ができること

子どものコミュニケーション能力を養うために親ができることは、5つあげられます。

●毎日の挨拶を大切にする

●子どもの話を最後まで聞く

●さまざまな世代と交流する機会を作る

●親も自分自身の人間関係を大切にする

●習い事をしたり一緒に遊んだりする

上記の件について詳しく見ていきましょう

毎日の挨拶を大切にする

親ができることの1つ目は、毎日の挨拶を大切にすることです。

挨拶は、コミュニケーションにおいて最初に行われます。

周りの人と挨拶することで、話しかけることに対する心理的なバリアを小さくすることができます。

幼児期に挨拶をすることは、コミュニケーションの練習の良い場になります。

これを繰り返すうちに、自然とコミュニケーションをとる習慣が身に付きます。

毎日の挨拶を大切にする

親ができることの1つ目は、毎日の挨拶を大切にすることです。

挨拶は、最初に行われるコミュニケーションです。

周りの人と挨拶することで、話しかけることに対する心理的なバリアを小さくすることができます。

幼児期に挨拶をすることは、コミュニケーションの練習の良い場になりますので、繰り返し行い自然と周りの方とのコミュニケーションをとる習慣を身につけましょう。

子どもの話を最後まで聞く

親ができることの2つ目は、子どもの話を最後まで聞いてあげることです。

子どもは自分の話を聞いてもらうことで、自分が大切にされていると感じます。

このことで自己肯定感が高まり、自己表現に自信を持つことに繋がるのです。

話を聞いてもらった経験が多いと、相手の気持ちや考え方理解できるようになり、話を聞ける子どもになります。

親は忙しい中でも、家事をしながらやスマホを見ながらではなく、

短時間でもいいのでしっかり顔を見て話しを聞く時間を持つことが重要です。

さまざまな世代と交流する機会を作る

親ができること3つ目は、

様々な世代の人たちと交流を持たせてあげることです。

人によりそれぞれ考え方が異なり、

色々な表現方法があることを体感することで、コミュニケーションの習得にもつながります。

現代は少子高齢化や核家族化は進み、家族以外のさまざまな世代との交流の機会が少なくなっています。

しかし、地域活動への参加やスポーツを通じての交流などで、社会性を学ぶことができます。

親が積極的に周囲と交流する機会を持とうとする姿勢は、子どものコミュニケーションの機会を増やすことに繋がります。

親も自分自身の人間関係を大切にする

親ができることの4つ目は、親も自分自身の人間関係を大切にすることです。

親が自分自身の人間関係を大切にすることは、子どもに良いロールモデルを提供できるからです。

親が家族や友人を尊重し、思いやりのあるコミュニケーションをとっている様子を子どもが目にすることで、子どもは自然と同じように行動することができます。

また、親自身が良好な人間関係を築くことで、親自身の心も安定し、子どもは安心感を得ることができるでしょう。

お子さまと一緒に親も「伝える力」「聞く力」を意識することで、子どものコミュニケーション網力も一緒に高めることができます。

習い事をしたり一緒に遊んだりする

親ができることの5つ目は、習い事をしたり、一緒に遊んだりすることです。

先生やコーチは、スキルを習得するために説明をします。

それを聞いて実際に取り組むことは、双方向のコミュニケーションの土台を作ります。

なかでも、周りの人と会話をする英会話や、仲間と協力して活動するスポーツやダンス・はコミュニケーションが欠かせません。

活動していく中で、自然とコミュニケーション能力が身につくようになります。

また、親が子どもと真剣に遊ぶことは、子どもにとって非常に嬉しいことです。

一緒にスポーツやゲームをしながら、会話を楽しんだり、感情を共有したりすることで、自然とコミュニケーション能力は高まります。

いかがでしたでしょうか。

親が実際にしてあげられることは意外に身近に多くになります。

日常の中で少しずつできることから始めていきましょう。

次回はコミュニケーション能力あげるためのゲームについて紹介していきます。

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