2024/04/10

空間認識能力とは?

空間認識能力とは空間の中における物の位置や形状、大きさ、動き(方向や速度)などを正確に把握する能力です。空間認識能力は日常生活を送るうえで欠かせない能力であり、11歳頃にはある程度完成すると考えられています。

注目された背景

近年空間認識能力(空間認知能力)という言葉をよく耳にします。

その背景として現代の子どもは空間認識能力を育むきっかけや機会が少ないといわれています。

主な遊び

現代:スマートフォンやゲーム機を用いた動画視聴、ゲーム

昭和:あやとり、積み木、おにごっこ、公園の遊具

このようにして昔に比べると立体的な遊びが減り、テレビゲームのような平面的な遊びが増えていきました。さらに小学校段階で空間図形や見取り図を理解できずに卒業してしまうこともあり、空間認識能力を鍛える機会の少なさが課題になっています。

空間認識能力が高い人の特徴

空間認識能力が高い人の特徴として大きく分けて三つ挙げられています。

①身体能力が高い傾向がある

空間認識能力が高いと人や物体との距離感を上手に測ることができるためぶつかったり、つまずいたりといったことを防止することができます。

②道具を上手に扱える

距離感覚があることにより、スプーンやお箸でご飯をすくい、口の中に運ぶことが上手にできます。

③構造を理解しやすい

地図といった平面なものを読み取り三次元空間で道筋を組み立てたりといったことができるようになります。

年を重ねることによる成長

空間認識能力は、年齢を追って育っていくものです。

年齢別の目安を見ていきましょう

■0~2歳頃

2歳ごろまでは視力の発達が未熟なため、距離感を測ることはまだまだ難しいもの。

両目を使って遠近を感じ始めるのが生後3~4ヵ月ごろ、距離感がつかめるようになるのが3歳の終わりごろといわれています。
この時期にはよく転んだりぶつかったりするため、けがをしたり事故に遭わないよう十分な注意が必要です。

■3~4歳頃

この年齢になると視力もだいぶ発達して、物の遠近を把握できるようになります。空間認知能力が少しずつ高まってくるのはこの時期からです。

■5~9歳

徐々に空間認知の力が育ち、今まで平面的にとらえていた物も立体的にとらえることができるようになってきます。

物体が移動するスピードがわかる感覚もついてきて、ボールを追いかけたり縄跳びをしたりするのが上手になります。

個人差はありますが、10歳を過ぎた辺りで空間認知能力は完成するといわれています。算数で展開図や立体図形を学ぶようになるのもこのころです。

球技の技術が急激にアップするのも10歳前後といわれています。

空間認識能力を鍛えるには

さまざまな場面で役に立つ空間認識能力。子供が成長する過程できたえることはできるのでしょうか?

大人の声掛けや、効果的な遊びについてまとめました。

※大人がサポートできること

・上下左右・前後など、物の位置や方向などを具体的に示す言葉を使うようにしてみましょう!

□空間を意識しながら言葉をかける

例えば、

「これをあそこに置いてきて」→「この本を棚の一番上に置いてきて」

「この箱に全部入るかな」→「大きいものから順に入れてみて」

「そのボタンを押してみて」「一番左の赤いボタンを押してみて」

こういった空間を意識した言葉かけが、子どもの空間認識能力を高めるといわれています。

□図を描いてみる

図に描いてイメージすると、抽象化の概念が身につくといわれています。

家から幼稚園や学校までの地図など、

よく知っている道を簡単な図形でいいので、描いてみてください。

□目を閉じて動いてみる

空間認知能力は、目を閉じて動いているとき活発に働くといわれています。

物にぶつかったり、壊したりしないように気を付けながら、

ゆっくりと目を閉じて動いてみるのもおすすめです。

□外遊び

外で体を動かすことも空間認知能力を鍛えるのに効果的といわれています。

例えば、鬼ごっこ・ジャングルジムなどです。

おにごっこは相手の位置と自分の位置を確認することで距離を把握する力をはぐくみます。
また、ジャングルジムは高さの感覚が身につくとともに、くぐったり登ったりする中で自分の姿勢をイメージする力を養います。

□ブロック・積み木

ブロックや積み木はさまざまな立体に触れられるおもちゃです。

完成形をイメージしながら形を組み合わせていく作業が、空間認知能力を高めるのに効果的といわれています。

はじめのうちは大人がお手本を見せてあげながら、徐々に自分の力で作品を作っていけるよう促しましょう。

□折り紙

平面の紙を折って立体的な物を作っていく折り紙は、空間認知能力を高める遊びといわれています。

正方形の紙を折ることによって、三角形や長方形などさまざまな形に変化していく過程も子どもの想像力を刺激します。

□パズル

形を確認しながらピースを当てはめていくパズルも、空間認知能力を鍛えてくれる遊びです。手先の巧緻性を高める効果もある知育系の玩具です、

将来の職業選択にもつながる空間認識能力

空間認識能力は運動や学習・芸術文化など様々な場面で役立つ力です。

この力が高いと将来スポーツ選手や芸術家をはじめ、建築家・設計士・ゲームクリエイター・プログラマーなど様々な分野で活躍するでしょう。

この空間認識能力を育める場所として

大阪市東淀川区に【こどもサポート教室オレンジ】が3月にOPENしました。

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